散歩もままならない

今日から本格的に休業要請がはじまり、飲食店では対応に苦慮してるところもありそうです。

居酒屋は営業時間短縮、バーは休業とな。
はて我が店は居酒屋なのかバーなのか、BAR（バル）形態はどっち？と悩んでいる店主も多かろう。
ようは目的に照らして判断すれば良いのだろうけど、世間の目も気になるところ。
感染につながる人と人との接触を減らすってことは分かるんだけど、と。

翻って街を見渡すと、意外に人がまだ多い。
午前はお年寄りが、昼間は子供達や親子づれ、夕刻は比較的若い人たちが、散歩やランニングなどに勤しんでいる。
その中にはマスクをしてない人も少なからず混ざる。
「売ってないんだから仕方ないじゃん」と言われそうだが、すれ違う時は少し緊張する。

かく言う自分も夕刻ウォーキング組。
綺麗な夕陽に向かって歩いていると、新型コロナが蔓延していることを一瞬忘れそうになる。

そこへマスクを顎にかけ、大きな声でスマホで話しながらこちらへ歩いてくるおじさん。
飛沫出まくってそう。
とっさに、すれ違う前に息を大きく吸って、近づいてきたら息をゆっくり吐きながら横を通過する。
何やってるんだ自分は！と思いつつ、おじさんの飛沫を吸い込まないように、願わくばば自分のマスクに付着しないように、マスクの内側から外側に向かって息を吐いてブロックしてみたり。

もう夕陽に心奪われることもなく、ひたすら人気のない道を選んでただ歩く。
コロナにやられる前にココロがやられちゃってるようである。トホホ・・・。